MLCとIHAの違いとは?

仕事

今回は雇用制度について少しお話ししていきたいと思います!在日米軍の仕事を探すうえで、事前に知っておくと安心な情報をまとめました。

米軍基地で働いている方ではMLC,IHA といったものがあります。この2つは制度の違いがありますが、給与や勤務時間・休暇制度など、実際の待遇にはほとんど差はありません。

MLC(基本労務契約)

MLCとは、日本国政府(防衛省)が米軍との契約に基づき雇用する制度です。雇用主はあくまで日本政府で、米軍に労務を提供する形となります。

特徴

  • 日本政府との雇用契約
  • 雇用形態:常用/臨時の2種類あり
  • 給与・勤務時間・休暇は日本の労働基準法に準拠
  • 募集職種:事務、技術、技能、労務、保安、医療など多岐
  • 福利厚生:年金・健康保険・住宅手当・賞与(ボーナス)

イメージとしては米軍部隊との一緒に仕事することが多い感じです。時々予定と違う、急に変更というのが多々あります。

IHA(諸機関労務協約)

IHAは、米軍が直接雇用する形をとる制度です。ただし、採用手続きや給与計算などの事務処理は、日本政府(LMO)を通じて行われます。

特徴

  • 米軍の予算と要請に基づく雇用
  • 勤務条件はMLCとほぼ同じ(給与・休暇など)
  • 雇用形態:常用/臨時あり(多くは契約更新制)
  • IHA職は、主に英語力を要する職種が多い
  • 国籍制限:アメリカ国籍者はIHAでは雇用されない

こちらは米軍へのサービス関係が多いですね。フードコート、映画館、スーパーなどで働いている方ですね!

共通点と注意点

共通点

  • 勤務地はいずれも在日米軍基地内
  • 職種により英語力・専門知識が必要な場合あり
  • 採用情報は【LMO公式サイト】で公開
    👉 https://www.lmo.go.jp

注意点

  • 米軍構成員(軍人やその家族)、アメリカ国籍保持者など一部の人は雇用対象外
  • 18歳未満、服役中など法的に雇用が制限されている人も対象外
  • 医療・警備・看護・清掃など多様な職種があるが、職種によって必要な資格・経験が異なります。

MLCとIHA、それぞれに特徴や職場環境の違いがありますが、自分のライフスタイルやキャリアの希望に合わせて選ぶことが大切です。MLC IHA の違いを正しく理解して、後悔のない応募を目指していきましょう!!

履歴書の提出等は前回の書いてますので見てくださいね。

履歴書提出方法については、こちらの記事「米軍基地へ応募しよう!」をご覧ください。

在日米軍基地の仕事に試用期間は?

試用期間は原則6か月

在日米軍のMLC(Master Labor Contract)やIHA(Indirect Hire Agreement)職員には、原則として6か月間の試用期間が設けられています。

この期間中に勤務態度や職務遂行能力などが評価され、適性があると判断された場合に正式採用(常用雇用)となります。言い換えれば、「見習い期間」ではなく、しっかりと本採用を前提とした試用期間です。

試用期間中の待遇は?

気になる給与や福利厚生についてですが、試用期間中も給与や手当は本採用とほぼ同じです。社会保険も適用されますし、職種によっては住宅手当などの支給も開始されます。

ただし、試用期間中は以下のような点に注意が必要です。

  • 不適格と判断された場合は契約終了となる可能
  • 性がある
  • 有給休暇の発生タイミングは採用日から6か月後(厳密には30日ごとに1日有給がもらえます)
  • 昇給・昇格の対象になるまでに時間がかかることもある

米軍基地の職場は、日本の企業とは少し異なるカルチャーがあります。フラットなコミュニケーションが重視され、英語が飛び交う環境も多いです。

試用期間中に意識したいポイントは、

  • 時間厳守・基本的な礼儀を徹底する
  • 指示を正確に理解し、わからないことは遠慮せずに質問する。

当たり前な事ですが基本的なことができていましたら問題はないと思いますよ!

MLCとIHAの違いについて説明しきました。基本的には違いはほぼありませんので気になる職業がありましたら応募してみてください!

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